2011年6月11日土曜日

6-11 平成23年度競争的資金等について お知らせ

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平成23年度競争的資金等について
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☆戦略的創造研究推進事業・先端的低炭素化技術開発(ALCA)の公募(JST)
   JST(独立行政法人科学技術振興機構)は、 温室効果ガス、とりわけ二酸化炭素(C
O2)排出量の大幅な削減につながる技術(いわゆる緩和策)を創出しうる研究開発(原
子力発電に関するものを除く)のうち、ブレークスルーの実現や既存の概念を大転換(ゲ
ームチェンジング)するような『ゲームチェンジング・テクノロジー』を創出する提案を
期待します。文部科学省低炭素社会づくり研究開発戦略に基づく「特定領域」、及び特定
領域に含まれない「非特定領域」の温室効果ガス排出削減に大きく寄与する技術の創出を
期待する提案を公募します。
特定領域の中の1つにバイオテクノロジー領域があり、ゲノム、バイオインフォマティ
クス、オミックス、システム生物学、合成生物学、分子育種などの先端的な研究手法を駆
使・発展させて、生物(植物、微生物、昆虫、その他)や生体分子群を利用し、低炭素化
に向けた、革新的なCO2固定や、エネルギー・次世代燃料・物質生産等を実現することを
目指した意欲的な提案が期待されています。バイオテクノロジーを活用した研究・技術開
発として、例えば、過酷な環境でも生育可能な植物等の開発や極めて高い耐久性・効率性
を持つ光合成システムの構築により、バイオマスの飛躍的な増産につなげる研究、微生物
等を利用してバイオマスから高効率なエネルギー生産、革新的な素材や物質生産(バイオ
リファイナリー、新規ケミカル合成プロセスなどを含む)を行うための先端的研究・技術
開発など、幅広い領域が対象となっています。また、低炭素化に資する革新的な生物を創
出するための、挑戦的な技術開発に関する提案も期待されています。公募締め切り日は7
月20日です。
なお、本事業の募集説明会が6月20日(月)14時~16時に名古屋大学野依記念学
術交流館カンファレンスホールで行われます(JST主催)。

募集案内:http://www.jst.go.jp/alca/koubo.html
募集要領:http://www.jst.go.jp/alca/pdf/youkou.pdf
募集説明会:http://www.jst.go.jp/alca/koubo.html#T2
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☆バイオマス利用などの新エネルギーベンチャー技術革新事業の公募について(NEDO)
独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、平成23年度「新エ
ネルギーベンチャー技術革新事業」の公募を行っています。この中で、再生可能エネルギ
ー分野については、中小企業が保有する潜在的技術シーズを基にした技術開発の提案を募
っています。本事業では、申請テーマに関して、技術や、事業化の面での有望さ等の観点
から選抜・育成し、技術開発を実施すると共に、事業化を見据えた支援を行います。技術
開発のステップにより、3つのフェーズ(フェーズA=実行・実現可能性の検証、フェ
ーズB=基盤研究、フェーズC=実用化研究開発)が設けられており、公募する技術分
野は、太陽光発電、風力発電、水力発電、地熱発電、バイオマス利用、太陽熱利用、その
ほか未利用エネルギー分野などとなっています。
   <フェーズA>:フィージビリティ・スタディ
・事業期間:1年間以内
・契約形態:1テーマあたり1千万円以内(委託:NEDO負担率100%)
・事業内容:
技術シーズを保有している中小企業等(ベンチャーを含む)が、事業化に向けて必要と
なる基盤研究のためのフィージビリティ・スタディ(※1)を、産学官連携の体制で実施
します。
(※1)
新製品や新事業に関する実行可能性や実現可能性を、検証する作業のことです。具体的
には、科学的・技術的メリットの具体化と、技術開発の実施、技術動向調査、市場調査、
ビジネスプランの作成等を行って、事業の実現可能性の見通しをつけることです。

<フェーズB>:基盤研究
・事業期間:1年間以内
・契約形態:1テーマあたり5千万円以内(委託:NEDO負担率100%)
・事業内容:
要素技術の信頼性、品質向上、システムの最適設計・最適運用などに資する技術開発や、
プロトタイプの試作及びデータ計測等、事業化に向けて必要となる基盤技術の研究を、産
学官連携の体制で実施します。

<フェーズC>:実用化研究開発
・事業期間:1年間程度
・助成金額:1テーマあたり5千万円以内(助成:助成率 2/3以内)
・事業内容:
事業化の可能性が高い基盤技術を保有している中小企業等(ベンチャーを含む)が、事
業化に向けて必要となる実用化技術の研究、実証研究等を実施します。
(2) 募集する技術分野
公募する技術分野は、エネルギー基本計画、新成長戦略等に示される下記の分野としま
す。太陽光発電、風力発電、水力発電、地熱発電、バイオマス利用、太陽熱利用、その他
未利用エネルギー分野。また、再生可能エネルギーの普及、エネルギー源の多様化に資す
る新規技術(燃料電池、蓄電池、エネルギーマネジメントシステム等)。
(3) 申請者の要件
中小企業等であること。複数機関で申請する場合は、代表となる機関を申請者とし、申
請者以外の機関を連名申請者とします。
なお、フェーズAについては、複数機関での申請を前提としていると共に、連名申請
者の一つは大学であることが必要です。公募期間は6月27日までです。

公募要領:http://www.nedo.go.jp/content/100133090.pdf
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☆平成23年度官民連携新技術研究開発事業の公募について(農林水産省)
農林水産省は、農業農村整備事業を一層効率的に推進することを目的として、公共事業
の効率的・効果的実施、国際化の進展に耐えうる競争力の高い農業育成への要請に応える
ために、官民連携による新技術の開発を行う課題の募集を行っています。研究開発費およ
び実証試験費の補助率は2分の1以内で、応募締切は6月30日です。

公募の公示:http://www.maff.go.jp/j/supply/hozyo/nousin/110428.html
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☆「未来を切り拓く6次産業創出総合対策予算」の公募について(農林水産省)
  農林水産省では、平成23年度農山漁村6次産業化対策事業に係る「輸出倍増サポート
事業」のうち「輸出に取り組む事業者向け対策」の公募を行っています。第2回目の締切
は8月24日(水)です。事業の趣旨は、農林水産物・食品の輸出に取り組む民間団体等
を対象に、今後輸出拡大が期待される品目について明確な輸出目標を設定し、戦略的に輸
出拡大プロジェクトを実施する取組への支援です。
詳しい内容については農林水産省の下記URLをご覧下さい。
http://www.maff.go.jp/j/supply/hozyo/kokusai/110502_1.html
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☆平成23年度廃棄物エネルギー導入・低炭素化促進事業(廃棄物エネルギー導入事業)
の公募について(環境省)
環境省では、平成23年度二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金により、「廃棄物エ
ネルギー導入・低炭素化促進事業」のうち、「廃棄物エネルギー導入事業」を行います。
本事業は、高効率な廃棄物熱回収や廃棄物由来のバイオマス発電等の廃棄物処理に係るエ
ネルギー利用施設の整備を実施する民間企業等の事業者に対し、事業実施に必要な経費の
一部を国が補助することにより、地球環境の保全に資することを目的としています。公募
要領等については下記のURLをご覧下さい。

公募要領等:http://www.env.go.jp/recycle/info/ondanka/index.html
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☆先導的・効果的なリサイクル事業に関する補助金について
愛知県は、毎年「先導的で効果的なリサイクル事業」に対する補助金の公募を行ってい
ます。6月中旬意向に募集開始される予定です。事業説明会は募集開始後に行います。な
お、正式な募集開始前からでも応募検討されている皆様からの応募相談には随時対応して
います。
H23年度の変更点は次の通りです。
○製造業の生産過程で発生する廃棄物を大幅に削減する取組、
および製造業者自ら廃棄物から原料や製品を生み出す取組も補助対象となります!
○企業のみならず、NPO・大学・市町村等、様々な主体が参画する地域一体となった取
組も支援します。

補助事業の内容:補助対象事業のイメージ                                 
URL:http://biotech-tokai.jp/acv/pdf/h23hojokinnsetumei.pdf
   
応募に関する事前相談窓口:あいち資源循環推進センター 
循環ビジネス創出コーディネーター宛
<お問合わせ先:Tel:052-954-6233 Fax:052-953-7776
E-mail: ina@nisri.jp(伊奈宛)
愛知県庁西庁舎1階(資源循環推進課分室)

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