2012年10月3日水曜日

ESD21  農業と幸せ



大変有意義な3人の講師による講演がありました。

その録音と資料はこちらです

    http://sdrv.ms/OsJPc6


1)「農業の持つ公共性について」


-有機農業を通して-

       橋本力男様 (堆肥・育土研究所 代表、有機農家

作物生産が主体の農業にあって、私は農業の有する「公共的な

価値」を目指して35 年間有機農業をしてきました。また中学時代

から念願であった海外技術協力、最近は

ボリビア・パラオ共和国での生ごみ堆肥化技術支援、南米諸国の

ICA研修をうけ入れている。

「ものづくりは人づくり」という確信の中で、11 年間コンポスト学校

を開催して堆肥技術者を100 名以上の修了生を送り出している。

最近はオーガニックフラワーを栽培して、名古屋栄の2店舗に毎

週出荷している。

<講師紹介>

三重県一志郡美杉村生まれる   松阪工業高等学校 機械科

卒業、東京農業大学 国際農業開発学科卒業(旧農業拓殖学

科)すぐ就農、第5回 全国環境保全型農業推進会議会長賞 第

1回 三重県環境功労賞 、コンポスト学校(堆肥技術者育成講

座)を開始(20回コース)、2004年 NHK教育テレビ「たったひと

つの地球」全国放映、2007年 NGO・DIFARよりボリビアに堆

化技術指導で派遣される、2008年 第1回農林水産省「農業技術

の匠」に選定される 、2010年 MOA自然農法指導員に選定され

る、2011年 公益財団法人ICETTよりパラオ共和国に派遣され

る、2012年 日本農業経営大学校講師になる

2) 「我国農業の競争力向上」

 


―生産管理手法導入で、いかに農業の生産性向上が図れるか  



  藤井春雄様  (㈱経営技術研究所 代表取締役、



   一般社団法人農業経営支援センター 代表理事)

TPP参加は我国全産業から見て、今や避けて通れない課題であ

る。 

そこで農業が生き 残って いくために「6次化」「見える化」「生産管


理導入」などで農業の革新が求められる。

<講師紹介>

㈱経営技術研究所 代表取締役、中小企業診断士

[得意分野]TPS(トヨタ生産方式)国内・海外指導及び講演、経営

改善指導、TPM実践指導、企業再生、各種講演、教育(IE・VE・

QC・リーダー育成、他)、ISO認証取得指導(品質,環境,労働安

全,食品安全、情報、プライバシーマーク)[主な役職] 一般社団

法人農業経営支援センター代表理事(中小企業診断士全国

織)、J-PAO(NPO法人日本プロ農業総合支援機構) 理事、日本生


産管理学会 常任理事、標準化研究学会 理事、協同組合TOMA 


副理事長、椙山女学園大学 講師



3) 「自然にやさしい作物の栽培法と利用法を学ぶ」

-神奈川県伊勢原市での食農体験学習会について-


藤垣順三様    東京農業大学名誉教授(専門:植物育種学) 

   農の基本を知り、我々が日常口にする作物を自ら作り、

その利用法についても地域の人々の知恵なども、教えてもらう体

験講座の取り組み内容についてご紹介します。

<講師紹介>

山口県下関市出身、静岡大学農学部卒業、京都大学大学院農

学研究科修了、農学博士、国際トウモロコシ・コムギ改良センター

(CIMMYT)研究員、コロラド州立大学農学部客員研究員などを経

東京農業大学教授。今年3月末で定年退職。現在、東京農業

大学および工学院大学非常勤講師。

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