2013年11月22日金曜日

生ごみから3万6000世帯分の電力を、発酵させたバイオガス



生ごみから3万6000世帯分の電力を、発酵させたバイオガス

高効率に

京都市が236億円をかけて新しいごみ処理施設を建設する。生ごみからバイオガスを生成す

る設備を併設して、

ごみの焼却熱による発電と合わせて15MW(メガワット)の電力を供給できるようにする計

画だ。一般家庭で3

万6000世帯分の使用量に相当する発電規模で、2019年に運転を開始する。

[石田雅也,スマートジャパン]

http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1311/20/news028.html

2013年11月20日水曜日

EVI とは



EVI とは

https://www.evic.jp/evi/whats_evi.jsp?
EVI とは

https://www.evic.jp/evi/whats_evi.jsp?

CRN 11月先進企業現地見学会 満席となりました。



CRN 11月先進企業現地見学会

満席となりました



 ご協力有難うございました。




   中部異業種間リサイクルネットワーク協議会(CRN) 

            事務局長  江崎 忠男

未導入分野における太陽光発電システムの実証プロジェクト を開始 ―新たな導入場所、用途の開拓で市場拡大へ―



未導入分野における太陽光発電システムの実証プロジェクト


を開始

―新たな導入場所、用途の開拓で市場拡大へ―


NEDOの共同研究

http://www.nedo.go.jp/news/press/AA5_100235.html




3. 採択した共同研究先

  • 〔1〕  「低反射環境配慮型壁面太陽光発電システムの開発」 (株式会社カネカ)
    【内容】導入分野はビルの壁面。問題となる周辺住宅への太陽光反射を抑制した低反射防眩型太陽電池モジュールと設置技術を開発し、実証試験を行う。
  • 〔2〕  「低コスト太陽光追尾システムの農地での有効性実証」 (ダイキン工業株式会社)
    【内容】導入分野は農地やビニールハウス等。空気圧駆動式太陽光追尾装置による発電量向上化を低コストで実現する。また、空気圧アクチュエータのダンパー機構により、強風を自動で受け流す機能を付加する。これらの開発、実証試験を行う。
  • 〔3〕  「強度の弱い畜舎向け軽量発電システム開発」 (株式会社オルテナジー/旭硝子株式会社)
    【内容】導入分野は畜舎(屋根)。耐アンモニアガスを有する軽量部材による屋根面を加工なしで取付可能な架台と、軽量太陽電池モジュールの開発を行い、畜舎屋根設置の実証試験を行う。
  • 〔4〕  「太陽電池屋根設置型ビニールハウス植物工場化プロジェクト」 (ユニバーサリー電工株式会社)
    【内容】導入分野はビニールハウス。ビニールの撤去・被覆作業時に太陽電池の移設が必要なく、風雨にも強く発電効率のよい太陽電池の設置方法を開発し、実証試験を行う。
    また、付加機能としてビニールハウス内湿度制御装置の開発を行う。
  • 〔5〕  「簡易的太陽追尾型太陽光発電システムの営農型発電設備※1への応用開発」 (伊藤電工株式会社)
    【内容】導入分野は農地。営農型発電設備において、発電量向上と低コスト化を兼ね備えた太陽2軸追尾方式のシステムを開発し、実証試験を行う。
  • 〔6〕  「傾斜地用太陽光発電システムの実証」 (株式会社NTTファシリティーズ/株式会社アドテック富士)
    【内容】導入分野は傾斜地。多様な形状を有する傾斜地に対し、重機を使わず軽作業で可能な基礎架台技術や、太陽電池の自動取り付けを可能とする自動施工装置といった施工技術を開発し、実証試験を行う。
  • 〔7〕  「傾斜地における太陽光発電設置のための小径鋼管杭工法の開発・実証」 (奥地建産株式会社)
    【内容】導入分野は傾斜地。多様な形状を有する傾斜地に対し、架台をユニット化し、半完成品状態で工場出荷、現場にて取付施工する低コスト化を目的とする施工技術を開発し、実証試験を行う。
  • 〔8〕  「未利用水面を活用した浮体モジュールの開発及び導入実証」 (コアテック株式会社)
    【内容】導入分野は水上(淡水)。耐候性の高い浮体一体型太陽電池モジュール化技術、運搬・設置・撤去等のメンテナンス性を考慮した構造設計技術等を開発し、実証試験を行う。
  • 〔9〕  「海上・離島沿岸部太陽光発電プロジェクト」 (株式会社シリコンプラス)
    【内容】導入分野は水上(海水)。耐塩水に優れた太陽電池モジュール技術、及び電力安定化のためのシステム設計技術等を開発し、実証試験を行う。
  • 〔10〕 「鉄道線路内太陽光発電」 (株式会社フルーク)
    【内容】導入分野は鉄道路線。鉄道線路内に太陽電池パネルを配置した発電システムの検討。導入先としての可能性を調査する。
  • 〔11〕 「耐洪水対策の特種架台の設計及び施工方法の検討」 (株式会社Aースタイル)
    【内容】導入分野は河川敷。湿地特有の足場の悪い場所での施工技術の検討、課題抽出などを行い、導入先としての可能性を調査する。
  • 〔12〕 「コミュニティ型ベランダソーラーの研究開発」 (みんな電力株式会社)
    【内容】導入分野は集合住宅のベランダ。集合住宅ユーザー開拓を目的としたベランダ設置を想定し、発電した電力の利用形態や系統連系時の課題等を調査し、ベランダ設置型システムの仕様を検討する。

550MWのメガソーラーを手掛ける企業が国内に、 100億円規模の投資も


550MWのメガソーラーを手掛ける企業が国内に、

100億円規模の投資も




http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1311/19/



news083_2.html




太陽電池関連の米First Solarが日本市場に参入する。対象はメガソーラーと住宅の屋根だ。住宅の屋根ではJX日鉱日石エネルギーと提携し、太陽電池モジュールを独占供給する。First SolarはCdTe薄膜太陽電池で知られているが、日本市場にはまずシリコン太陽電池を投入する。

2013年11月13日水曜日

発酵博士 小泉 武夫先生講演会 IN 名鉄トヨタホテル

発酵博士 小泉 武夫先生講演会 IN 名鉄トヨタホテル
◆ 日時 2013年11月29日 金曜日
     午後1時から4時

◆ 会場  名鉄トヨタホテル 7階 孔雀の間
         http://www.toyota-hotel.co.jp/
         豊田市喜多町1丁目140
         GAZAビル
         0565-35-6611


◆ 発酵博士 小泉 武夫先生 
     「食と日本人の知恵」
      http://www.shoku-inochi.jp/hakkoubunka/hakkoubunka.html

◆ 入場無料  (120人くらい入れます)

    参加表明だけで結構です

主催者  高木 利誌様 
        高木特殊工業株式会社 会長
        個人でオールボランティアです。
        
みなさんたくさん聞きに来てください。
フェースブック以外ですでに60人くらい集まっています。

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「味噌汁」
かつては「おふくろの味」といえば、味噌汁が筆頭で、味噌汁のにおいほど、家庭に平和を感じさせるものはなかったでしょう。味噌の持つ独特の香気成分が鰹節のほのかなにおいや、具材から出たにおいと相まって、家中が温かい、食欲をそそるにおいで満たされます。

味噌の香気成分はとても複雑。
その理由は第一に大豆という高たんぱく質を主原料に使うことにあります。第二は多量の米麹を加えるため、麹による複雑な分解作用が起こって多種多様な化合物が生成されること。第三に、発酵中には酵母と乳酸菌とが数カ月にわたって活躍するため、多くの発酵生産物が蓄積されることになるためです。

主な成分はカルボニル化合物、アルコール類、エステル類、揮発性有機酸類などで、それぞれが微妙なバランスで混ざり合って、あの独特の香気を構成しているのです。

このにおいこそ、まさに日本人家庭の原点。
ご飯と並んで、日本の食文化の中心的な芳香なのですね。
さあ、今朝も幸せの香りに包まれて、「ああ、いただきます!」 

参考文献:「くさいものにフタをしない」小泉武夫著 幻戯書房

2013年11月12日火曜日

名古屋木材株式会社 メッセナゴヤ2013に出展

名古屋木材様より



日頃お世話になっている皆さまへ

名古屋木材の竹田です。
いつもお世話になり、ありがとうございます。


今年もメッセナゴヤ2013に出展いたしますので、ご案内申し上げます。

【メッセナゴヤ2013開催概要】************************************************

●会 期: 2013年11月13日(水)~16日(土)10:00~17:00
●テーマ: 「環境・安全・モノづくり」
●会 場: ポートメッセなごや(名古屋港金城ふ頭)
●入場料: 無 料 (スムーズに入場できる事前入場登録をお願いします)
      ※詳細はコチラ⇒ http://www.messenagoya.jp/ 
●主 催: メッセナゴヤ実行委員会(構成団体:愛知県、名古屋市、名古屋商工会議所)

********************************************************************************
●弊社ブース:3b-6(第三展示館の正面出入口を入ってすぐ)
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昨年は圧縮木材を使った製品を展示し、
曲がる靴べら、ペンタパターWoody、iPhone5ケースを展示させていただきました。

今年も圧縮木材を使用した製品を中心に展示を予定としていますが、
・ペンタパターWoodyの試打
・新しい木材圧縮技術紹介 等
弊社の木材への取り組みについて、
実際に肌で感じていただけるようなブースにしておりますので、
万障お繰り合わせのうえご来場賜りますようご案内申し上げます。

なお、事前に入場登録をしておきますと、スムーズに入場でき、
コーヒー試飲券もプレゼントされますので、是非ご活用ください。
↓事前登録はこちらから
https://regist.messenagoya.jp/sys/MN_MemberEntryBefore.aspx

まずは、略儀ながらご案内申し上げます。


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 名古屋木材株式会社
 研究開発室 竹田 博
 490-1444
 愛知県海部郡飛島村木場1-31
 TEL:0567-55-1743
 FAX:0567-55-1791
 MOBILE:090-6640-2083
 E-Mail htakeda*meimoku.co.jp
 URL    http://www.meimoku.co.jp/

トヨタがFCV量産へキックオフ。大きな不安は「人の問題」

トヨタがFCV量産へキックオフ。大きな不安は「人の問題」

http://www.kankyo-business.jp/column/006197.php




日独バイオマスデーでの講演資料

フェースブック友達の浅野 真様 MAトラスト株式会社代表取締役からです。

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先日開催された日独バイオマスデーでの講演資料です。バイオマス先進国ドイツとの

比較が明確に整理されていますので参考にして下さい。

http://jp.fujitsu.com/group/fri/downloads/events/other/20131105-01kajiyama_fri-jp.pdf


森の国ドイツでは、山のふもとにバイオマス施設があり、発電と熱利用で利益を産む再生構造が社会システムと

して構築されています。

2013年11月11日月曜日

IMS資源循環型ものづくりシンポジウム会 


IMS資源循環型ものづくりシンポジウム会 



日時 : 平成25年12月4日(水)  10:00~

場所 : 名古屋市工業研究所 ホール・第1会議室・第2会議室 他
        (名古屋市熱田区六番3-4-41)

 内容 : 事例研究発表 36件

特別講演① 「シェールガス革命と我が国のエネルギー」

 一般財団法人日本エネルギー経済研究所 
         研究理事  森田 裕二 氏

特別講演② 「トヨタの資源循環の取組みとハイブリット
         のニッケル水素電池のリサイクル」

   トヨタ自動車株式会社 環境部 資源循環推進グループ長             村 高士 氏   
 表彰式、技術交流会など

詳しい内容につきましては、添付ファイルをご覧ください。 
また、皆様方に周知して頂けると幸いです。

なお、
ホームページ : http://www.nipc.city.nagoya.jp/sansien/symposium/index.html


掲載しております。
こちらも、あわせてご覧ください。
よろしく、お願いいたします。

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公益財団法人名古屋産業振興公社
研究推進部 研究開発支援課

IMS資源循環型ものづくり研究会 
              事務局  安田 由美
   
〒463-0003
名古屋市守山区大字下志段味字穴ケ洞2271番地129
電話:052-736-5680 FAX:052-736-5685

☆アグリビジネス創出フェア in 東海


☆アグリビジネス創出フェア in 東海

 農林水産・食品産業分野における共同研究化、技術開発とその実用化・産業化・新商品開発、特許等の技術移転、ベンチャー企業の創出支援等の取組を産学官・農商工の連携により一層効果的に推進するためには、当該分野と異分野関係者の交流を深めることが重要です。そこで、これらの関係者が一堂に会し、地域の活性化につながる研究開発から製品開発・事業化や技術移転、市場開拓など新たなビジネス創出についての情報発信・技術交流展示を行う場として本フェアを開催します。
 本フェアは、農林水産省の実施する委託事業「地域産学連携支援委託事業」の一環として実施するものです。

【開催日時】 平成25年
12月5日(木)10:30~17:00
12月6日(金)10:00~15:30

【開催場所】名古屋大学野依記念学術交流館1階(会議室)、2階(カンファレンスホール)


      名古屋市千種区不老町(Tel:052-788-6121)

【開催要領】


名称:「アグリビジネス創出フェア2013 in 東海」


       ~農林水産・食品産業分野における産学官連携によるマッチング促進~


         http://www.biotech-tokai.jp/acv/pdf/H25AgriFairTokai-Kaisaiyoryo.pdf



                                
【内容】1日目


(1)合同開会式 (10:30~11:00)



(2)基調講演(11:00)~12:00)


   「我が国の農業政策の展開方向について」  東海農政局局長 森 多可志 氏


(3)成果発表


   ・ショートプレゼンテーション(1)


    企業の研究成果・各研究機関の研究成果(5日:2階


   ・大学・企業等研究成果の発表(ブースツアー)(6日:1階)




(4)事業説明


○「新品種・新技術の開発・保護・普及」について (農林水産省大臣官房政策課)


○26年度農林水産省の競争的研究資金について   (農林水産技術会議事務局


○経済産業省・文部科学省関係競争的研究資金について
                     (株)島津製作所産学官プロジェクト推進室)



(5)パネル等の展示(大学・高校・企業等研究成果、6次産業化新製品等)(5~6


日)

(6)相談コーナー解説(農林水産省コーディネーター)1階(5~6日)



2日目 東海地域における6次産業創出フェア


(1)ショートプレゼンテーション(2


  ○1階 展示ブースツアー(出展者による成果発表)   
○6次産業化プランナーによる相談窓口解説 1階(5~6日)
◎主催: 特定非営利活動法人東海地域生物系先端技術研究会、農林水産省
◎共催: 名古屋大学大学院生命農学研究科、(公社)農林水産・食品産業技術振興協会
◎後援(予定)
岐阜大学研究推進・社会連携機構、名古屋大学農学国際教育協力研究センター、三重大学社会連携研究センター、名古屋工業大学産学官連携センター、名城大学学術研究支援センター、中部大学研究支援センター、岐阜県食品産業協議会、愛知県食品産業協議会、三重県食品産業振興会、岐阜県食料産業クラスター協会、食農産業クラスター推進協議会、(株)日本政策金融公庫名古屋支店農林水産事業、(独)水産総合研究センター
増養殖研究所、(独)家畜改良センター岡崎牧場、(独)農林水産消費安全技術センター名古屋センター、(独) 農研機構中央農業総合研究センター、(独)農研機構野菜茶業研究所、(独)農業生物資源研究所、(独)農研機構生物系特定産業技術研究支援センター、NPO法人バイオものづくり中部
◎出展展示(予定)企業団体等:
50 (企業・県:35、大学・高校:12、独法:1、省庁:2)

【参集範囲】


農林水産・食品関係企業、農業団体、食品関係団体、大学、高等学校等教育機関、独立 


 行政法人、公的試験研機関、県等行政機関


その他(本フェアの講演・展示・発表等にご関心のある方はどなたでもご参加くださ



い。異分野のご専門の皆様も歓迎いたします)


  来場者見込み数約500名


【参加申込み】 下記のURLを開き、参加申込み書に必要事項を記載の上、下記宛にフ


        ァックスにてお送り下さい。参加無料


http://www.biotech-tokai.jp/acv/pdf/H25AgriFairTokaiSankamoshikomi.pdf



【出展募集要領】 http://www.biotech-tokai.jp/acv/pdf/H25AgriFairTokaiShuttenguide.pdf


【出展申込み】 下記のURLを開き、出展申込み書に必要事項を記載の上、下記宛にフ


        ァックスにてお送り下さい。出展無料。



 http://www.biotech-tokai.jp/acv/pdf/H25AgriFairTokaiShutten.pdf



【申込み・問い合わせ先】


      NPO法人東海地域生物系先端技術研究会 URL:http://www.biotech-tokai.jp/



      TEL&FAX: 052-789-458


      E-mail: bio-npo3@y5.dion.ne.jp 担当:小川幸洋

2013年11月7日木曜日


フェースブック友達の水谷 晴美様 インターナショナル株式会社からのご紹介です。

LinkedIn上にあるバイオマス用ディスカッショングループです。
日本用のバイオマスグループが無いために作成しました。一応、英語でのディスカッション設定にしてありますが、日本語での書き込みも歓迎します。
何人か海外のプロフェッショナルが登録しているので、有用な議論ができるかと思います。


http://www.linkedin.com/groups/Biomass-Japan-4820930



木質バイオマスエネルギー利用の現状と課題
- FITを中心とした日独比較分析 -
富士通総研上席主任研究員 梶山 恵司
2013年10月
http://jp.fujitsu.com/group/fri/report/research/2013/report-409.html


要旨

戦後植林した木が成熟し、日本は世界でも有数の森林蓄積を有するまでになった。
化石燃料の高騰や気候変動問題などから、木質バイオマス利用の優位性が高く、
バイオマスは地域にとってまたとないビジネスチャンスを提供している。

バイオマス利用で先行するドイツをみると、2000年のFIT導入を契機に、電力・
熱利用ともに大幅に拡大するとともに、化石燃料を木質バイオマスに代替したこ
とによって、地域資金の循環が生まれ、農山村に新しい富をもたらしている。

日本でも2012年にFITが導入されて以降、多くのバイオマス発電計画がでてきて
いる。しかしながら、そのほとんどは、
(1)林業の現状からかけ離れた大型であること、
(2)熱電併給ではなく発電のみで、エネルギーの無駄遣いとなること、
(3)副産物利用が不十分でバイオマス燃料に適正価格をつけにくいこと
など、多くの問題をかかえている。

これは、現在のFIT制度、バイオマス発電の技術および規制に起因するところが
大きい。このままでは、せっかくのバイオマス利用も、林業資本(森林所有者、
森林組合、林業会社など)や木材産業にとってほとんどメリットを感じられない
ばかりか、発電事業者にとっても、将来の燃料価格上昇のリスクに無防備となり、
経営的に不安定になりかねない。

次回のFIT改正においては、バイオマス発電の規模の適正化、熱電併給の推進、
残材利用の徹底をはかる制度とすること、および中小規模の発電をやり易くする
ような規制改革が不可欠である。これはまた、バイオマス発電のイノベーション
を促し、健全な市場を構築するための前提でもある。

バイオマスという新しいチャンスを活かすためには、林業資本が自らチップ生産
・多様な販売先の確保を行うことが重要である。これによってはじめて、森林資
源の最適利用と林業資本の価格交渉力発揮が可能となる。


全文はPDFファイルをご参照ください。
 木質バイオマスエネルギー利用の現状と課題
- FITを中心とした日独比較分析 - [2,565 KB]
http://jp.fujitsu.com/group/fri/downloads/report/research/2013/no409.pdf